ある日のひとこま。いつも教室に来るときに飲み物を買ってくる生徒との他愛もない会話。
美味しそうだね、そのジュース。どこで買ったの?
生徒「駅の自販機。」
そっか。教室の横にある自販機には、そのジュース無いんだっけ?
生徒「いや、ある。」
じゃあ、その自販機でも買えるんだね。
生徒「いや、そこでは買わないかな。現金は使いたくないんだよね。駅だと、現金じゃなくても買えるから。」
お、おう。
生徒の一言に圧倒されたと同時に、生徒の周囲に現代っぽい何かが漂っているのを感じました。
認めたくないものだな、自分自身の老いゆえの世代間格差というものを。
初夏の教室にて
新小岩教室 教室長 沼田