受験生へのメッセージ

本日1月6日、「令和5年度 都立高校全日制等志望予定(第1志望)調査の結果について」が発表されました。その発表を見て、第一志望校の倍率が予想以上に高かった子、低かった子、あるいは予想通りだった子など、さまざまなだったことでしょう。当塾でも、倍率への予想は分かれ、いろいろな反応を見ることができました。倍率で一喜一憂しがちな子に、メッセージを送ります。

倍率が低かった子は正直安心しちゃいますよね。でも、受験はあくまでも通過点。高校入学以後には中学の復習が必要になるものです。今だからこそ集中できる時間と環境があるんです。しっかりと勉強しておきましょう。

倍率が予想通りだった子にとっても、今できることは受験勉強を続けることです。予想通り険しい道なのか、予想通りのなだらかな道なのかは人それぞれですが、歩みを止めないことは大切です。たとえ森の中で迷っても、最終的にはどこかにたどり着くとデカルトは言いました。来た道を戻り、歩きやすそうな入り口を探すことに時間を割き、足踏みしていてはいけませんよ。アントニオ猪木が言ったように、あなたが踏み出す一歩が道になるからです。

倍率が高かった子はそりゃあビビっちゃうでしょう。でも、倍率が高いということは、それだけ人気な学校に入学しようというわけです。人気な理由は何であっても、注目されている学校に身を置こうとしているということは、自分を高めようとしているとも言えますね。自分を高めようとするんです。簡単に達成できることで自分を高められますか?自分を高めるには、それなりの高さのハードルを越えないといけませんよね。いいですか、自分を高めようと挑戦することは、誰にでもできることではありません。そんな自分を褒めて、認めて、励ましてあげましょう。そして、臆せずにハードルを越える助走をつけ始めましょう。

新小岩教室 教室長 沼田

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